こんにちは!トマタです!
我が家には小学3年生になる息子がいます。
学校では夏にプールの授業があるのですが、小学生は「スイミングに通う泳げる子」と「まったく泳げない子」の二極化が進んでいるようです。
日本トイザらス社の実施した「夏の水遊びに関する意識調査」によると、小学校に入学する前に56.1%の子どもが泳げるようになっているとのこと。
入学前で半数以上ですから、小3はさらに泳げる子が増えているはず…。
しかし、スイミングに通わせなかった息子はまったく泳ぐことができません。プールの授業では、みじめな思いをしているのではないかと、親としては心配です。
そこで、この小3の夏でクロールをマスターさせるべく、息子を市民プールへ誘い出しました。
だいたい週1回×1カ月(計5回)市民プールに通い、父親の教える練習でどれくらい泳げるようになるのでしょうか?
今回は父と息子の特訓の様子をレポートしたいと思います!
この記事は以下のような方におすすめです
- 小学生になっても泳げないお子さんのいる方
- お子さんに水泳を教える方法を知りたい方
- お子さんをスイミングに通わせるべきか迷っている方
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小3息子の水泳スペック -Before
まずは、息子の水泳スキルをご紹介します。
- 水への恐怖心はない
- ゴーグルをつけていれば水に潜ることはできる
- 学校では水に慣れる遊び程度で、けのびやバタ足も経験なし
水を怖がるほどではありませんが、一言でいえばまったく泳げないというレベルです。
幼児期にスイミングスクールの体験に連れて行ったことはあるのですが、大泣きしてプールに入ることもできず入会を断念。
「ここまで嫌がっていることを無理にやらせることはない」と夫婦で話し合い、特に水泳の練習をすることもなく小3にまでなりました。
泳げるようになるまでの道のり
私は幼少期にスイミングスクールに通っていたので泳ぐことはできますが、水泳指導なんて、ずぶの素人。
YouTubeやHOW TO本を参考に教え方を学び、以下の順序で練習をしていくことにしました。
水に慣れる(1日目)
まずは水に慣れる練習から。学校の授業でも水に慣れる遊びはしていますし、海やプールには毎年遊びに行っているので、ここはスムーズでした。
ゴーグルをつけながらで良いので、「顔まで水に潜る⇒浮かんで顔を出す」というのを繰り返し練習しました。
この時、水中では鼻から息を出して、浮かんだタイミングで口から息を吸う、というのを意識的に行うと、後々の息継ぎにもつながります。
伏し浮き~けのびの練習(1~2日目)
泳ぎを習得するのに超重要なのは、浮くこと。
ゆっくりリラックスすれば人間は必ず浮くのに、泳げない子は意外とそれができないんです。これが私にとって今回最大の学びでした。
まずは伏し浮きの練習をしました。
その場で手足をまっすぐ伸ばして浮くだけ。力みを入れずに浮かぶ感覚を身につけていきます。
浮かべるようになったら、次はけのびの練習です。
プールの壁を蹴って、体をまっすぐ、手足もぴんと伸ばして進みます。でも動作はゆっくりリラックス。子どもが恐怖心を抱かないよう、受け止めてあげられる位置でフォローしましょう。
初日はけのびの繰り返し。1日目の練習で、「5メートルライン」くらいまで進むことができるようになりました。
バタ足の練習(2~3日目)
次のステップはバタ足です。けのびで浮くことを習得した息子ですが、バタ足をすると下半身が沈んでいきます。
ヒザを曲げてヒザ下だけでバタ足をしてしまうというのが、よくある失敗例だそうです。息子もまさにそれでした。
大事なポイントはしっかりと太ももを動かすこと。太ももでキックをすれば、ヒザは自然と曲がるようになります。
「太ももから動かして~!でもリラーックス!」そんな声かけをしながら、2~3日目でバタ足を繰り返し練習しました。
手をつける練習(3~4日目)
そしていよいよクロールの手をつけていきます。
初めのうちは、手をつけるとバランスを崩してしまいがちでしたが、息子の場合はキャッチアップクロールをためすと、ぐんとクロールらしく泳げるようになり効果的でした。
本来のクロールは、頭の前で両手がそろう前に一方の手をかき始めますが、キャッチアップクロールは、両手がそろうまで水面に手を伸ばした状態にしておく泳法です。
手がつくと、なんとかクロールらしい様になってきます。このあたりで本人も泳げているという自信を持ててくるようです。
息継ぎの練習(4~5日目)
最後の仕上げは息継ぎですが、ここが一番の難関でした。うまく横を向くことができず前に顔を上げてしまい、息継ぎのたびに下半身が沈んでいきます。
「横を向いてパッ」を意識しながら、繰り返し練習していきます。クロールを身につけるには、とにかく徹底した反復練習が必要ですね。悪戦苦闘しながら現在も練習中です。
1カ月の練習の成果は!?
1カ月かけて市民プールに通った結果、息子は足をつかずに15メートルほどクロールをすることができるようになりました!
まだまだ息継ぎが上手くできず、25メートルプールを泳ぎ切るにはもう少し時間がかかりそうですが、1カ月にしてはとても大きな成長だと思います。
何より、父と子がコミュニケーションをとりながら少しずつ成長し、一緒に達成感を味わえる経験はかけがえのないものとなりました。
スクールなしで水泳を身につける方法を知るには?
水泳指導の素人であっても、今は指導方法を知る手段が充実しています。このあたりは私たちが子どもの頃との大きな違いですね。
以下では、私が参考にしたYouTubeチャンネルとHOW TO本をご紹介します。
YouTubeチャンネル
正しい泳ぎ方や練習方法を動画で見ることができるのはわかりやすいですね。
特に参考にさせていただいたのは、下記のチャンネルです。
クロールの泳ぎ方のコツもポイントごとに解説してくれています。我が家は子どもが練習でつまずくたびに、そのポイントのコツを一緒に見るようにしました。
HOW TO本
HOW TO本もたくさん出ていますが、子どもに読みやすいことを重視しました。
マンガでたのしくわかるシリーズであれば、子どもが抵抗感なく読んでくれるのでおすすめ。イラスト図解で泳ぎ方も教えてくれるので、楽しく学ぶことができます。松田丈志選手など、世界で活躍するトップ選手の子どもの頃のエピソードも参考になります。
まとめ
25メートルプールを泳ぎ切るまでには至りませんでしたが、スイミングスクールに通わなくても、息子はなんとかクロールを泳ぐことができるようになりました(25メートル泳げるようになるため、今も練習継続中です!)。
もちろん、きれいなフォームで速く泳げるようになりたいのであれば、スイミングスクールに通った方が良いのは言うまでもありません。
しかし、子どもの成長を共に感じることができるという意味では、親子での特訓はとても貴重な体験となります。お子さんがまだ泳げないという方は、この夏チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
親子のコミュニケーションとしても、とても良い機会になりますよ!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
この記事が少しでも皆さまのお役に立てますように・・・ではまた!
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