くもん『スタディ将棋』をレビュー！動かし方が一目でわかるコマで将棋デビュー

こんにちは！トマタです！

くもんの『スタディ将棋』はコマの進む方向が一目でわかり、初心者でも楽しみやすい将棋盤。
将棋界の若き天才、藤井聡太棋士は、5歳の時に『スタディ将棋』を使って将棋を覚えたそうです。

本記事では、『スタディ将棋』を9歳と6歳の子どもたちと一緒に遊んでみた感想・レビューを徹底紹介していきます！

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スタディ将棋とは？

スタディ将棋の基本情報

まずはスタディ将棋の基本情報についてです。

スタディ将棋は、数多くの知育玩具を手がけているくもん出版から販売されています。

商品名	スタディ将棋
対象年齢	5歳以上
販売元	くもん出版
監修	公益社団法人　日本将棋連盟
Amazon	購入

内容物

スタディ将棋の内容物は以下のとおりです。

2023年にリニューアル

なお、スタディ将棋は2023年にリニューアルをしています。リニューアルによる変更点は以下のとおりです。

どちらが良いかは好みの分かれるところだとは思います。

ちなみに、我が家は2025年に購入しておりますので、リニューアル版を使用しています。

スタディ将棋を購入した理由

我が家がスタディ将棋を購入した理由は、以下の3つです。

まずは息子が学童で将棋を覚えたというのがきっかけです。
学童でも駒の動かし方がわかる『マスター将棋』を使っており、遊びの中で自然と覚えることができたとのこと。

将棋を覚えたということを聞き、ボードゲーム知育を実践する筆者としては「ここがチャンス！」と思って早速将棋を購入した次第です。

学童と同じ将棋盤でも良かったのですが、天然木で材質が良かったことと、何より藤井聡太さんが幼いころに使っていたという信頼感からスタディ将棋を選びました。

スタディ将棋のメリット

スタディ将棋のメリットを3つ紹介します。

コマに動かし方が書いてある

何と言ってもコマを見れば動かし方がわかるのがスタディ将棋最大の特徴です。

「桂馬」や「金将」「銀将」など、動かし方の複雑なコマでも迷うことはありません。
また、漢字の読めない子どものために、ふりがなまで書いてあるのは、さすが知育玩具のくもんと感じさせます。

もちろん、裏面には「成り」の動きも書かれています。

これなら初めてでも気軽に遊ぶことができますし、将棋の指し方をすぐに覚えることもできますね！

論理的思考力・戦略的思考力が身につく

将棋は言うまでもなく高度な頭脳ゲーム。
先の先を見据えて、論理的かつ戦略的な思考をしなければ、たくさんの選択肢から最適な一手を導くことはできません。

将棋で遊ぶことで、下記のような能力が身につくと言われています。

素人の私ではせいぜい2手3手先くらいまでしか考えていませんが（それも読めてはいない…）、プロ棋士は30手先まで読んでいると言われます。

思考の深みには際限がなく、将棋を指すことは子どもの思考力向上にとてつもなく良い効果を発揮してくれそうです。

解説書とスキルアップブックが本格的

スタディ将棋には、説明書として「解説書」と「スキルアップブック」が付属しています。

この2冊がかなり本格的だったのには驚きました！

基本的なルールだけでなく、実践的なテクニックや詰め将棋の問題などもたくさん載っています。
ふりがな付きでイラストや図解も多いので、子どもに理解しやすいのも嬉しいですね！

とりあえず「解説書」と「スキルアップブック」の2冊があれば、将棋の入門書などはなくてもOKというレベルだと思います。

解説書

解説書では、将棋の基礎知識からコマの動き方や特徴、詳細なルールまで説明されています。

また、「歩なし将棋」の例を用いて1手1手の動きを見ることができます。実際に例に沿ってコマを動かしてみることで、実戦を体験することができるようになっています。

また、初歩的なものを中心に、詰め将棋の問題も載っているので、入門書としては十分だと思います。

スキルアップブック

対戦で勝つためのテクニック集と、詰め将棋の問題・解答が掲載されています。

テクニック集は19の実践的な技が図解されており、私も大変勉強になりました。これを読めば、少しは玄人らしい将棋の指し方ができるようになりそうな気がします。

詰め将棋は合計30問。問題が進むにつれてレベルが上がっていくようになっています。
将棋は対戦する競技でありながら、一人でも取り組めるのっていいですよね！

スタディ将棋で子どもたちと遊んでみた

9歳と遊んでみた

学童でも将棋を指しているという息子。
ルールはすでに理解しているので、特に説明することもなく対戦をすることができました。

筆者としては父としての威厳を見せつけたいところですが…、初心者の私との実力差はどっこいどっこい…(汗)
まったくハンデなしで辛くも勝利することができました。。

負けてしまい相当悔しそうな息子。
将棋が終わった後は感想戦（反省会）です。「ここはこう打てばよかったかな…？などと、素人なりに考えてフィードバックするようにしています。このように毎回振り返りをするのが上達の近道だそうです。

一緒に遊ぶ親としての感想ですが、今更ながら将棋って面白いですね！！

私は子どもとよく遊んでいる方だとは思っていますが、子どものレベルに合わせて遊ぶのって、結構苦痛じゃないですか？

おままごととか、超苦手です…。。

ボードゲームも子ども向けのものは早々に飽きてしまったりするものです。
その点、将棋は伝統的な頭脳ゲームですから、一局ごとに深～く考える必要もあり、まったく飽きることがありません。

そして、私のような初心者なら、子どもと実力差もなく白熱した勝負を味わうことだってできます。ある程度実力差があっても、将棋は飛車角落ちなどハンデもつけやすいですからね。

よほどの玄人さんでなければ、子どもとの真剣勝負を楽しむことができるでしょう。

さらに、子どもの上達は驚くほどの早さで上達していきます。私が息子に抜かれてしまうのも、時間の問題だと思います。

6歳と遊んでみた

6歳の娘は、あまり興味を持ってくれず、まだ将棋を指すことができていません。

娘と一緒に遊ぶことができたら、またレビューしたいと思います。

まとめ

今回は、コマの進め方が一目でわかる『スタディ将棋』についてレビューしました。

高度な頭脳ゲームである将棋は、知育につながるだけでなく、大人でも存分に楽しむことができるのが魅力です。

スタディ将棋なら初心者でも大丈夫！レベル的に子どもとの対戦を純粋に楽しむことができる初心者の方にこそおすすめです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

この記事が少しでも皆さまのお役に立てますように・・・ではまた！