『犯人は踊る』のルール解説&レビュー!小学校低学年とプレイした感想

こんにちは!トマタです!

大人数のパーティゲームにぴったりの推理系カードゲーム『犯人は踊る』をご存知でしょうか?

キャッチーなタイトルとゆるかわデザインも印象的なこのゲーム。
犯人捜しなので、『人狼』に代表される正体隠匿系ゲームと呼ばれるジャンルですが、ルールは簡単なので子どもでもライトに人狼要素が楽しめるゲームです。

今回は、『犯人は踊る』の遊び方と、筆者が実際に小学校低学年の子どもと遊んでみた感想・レビューを徹底紹介していきます!

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目次

『犯人は踊る』ってどんなゲーム?

『犯人は踊る』はたった1枚の犯人カードを持っている人を当てる推理ゲーム。

犯人カードはババ抜きのジョーカーのようにプレイヤーの手札から手札へ渡り歩き、踊るように犯人が入れ替わっていきます。次々と替わる犯人を推理し、最後には名探偵コナンも顔負けのドヤ顔で「犯人はおまえだ!」と名ゼリフを言うことができる。

これが『犯人は踊る』というゲームです。

基本情報

スクロールできます
対象年齢8歳~
プレイヤー数3~8人
プレイ時間10分
メーカーすごろくや
国内版発行年2015年11月
内容物カード 32枚
予備の空欄カード 2枚
説明書 1部
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『犯人は踊る』のルール解説

準備

準備はいたってシンプル。手札が1人4枚になるようにカードを配るだけです。
ただし、プレイ人数に応じて必要なカードが以下のとおり決まっています。

  • 3人プレイ:第一発見者、犯人、探偵、アリバイ×2 + ランダムに7枚
  • 4人プレイ:第一発見者、犯人、探偵、アリバイ×2、たくらみ + ランダムに10枚
  • 5人プレイ:第一発見者、犯人、探偵、アリバイ×2、たくらみ + ランダムに14枚
  • 6人プレイ:第一発見者、犯人、探偵×2、アリバイ×2、たくらみ×2 + ランダムに16枚
  • 7人プレイ:第一発見者、犯人、探偵×2、アリバイ×3、たくらみ×2 + ランダムに19枚
  • 8人プレイ:32枚すべてのカード

ゲームの流れ

各プレイヤーに4枚ずつカードを配ったら、以下の手順でゲームを進めていきます。

  1. 第一発見者カード」を持っているプレイヤーが、そのカードを場に表向きにして出す
  2. (時計回りで順番に)次のプレイヤーが手札から1枚選んで場に表向きにして出す
  3. カードの効果に従ってアクションを実行する
  4. 時計回りで次の人へ(勝敗がつくまで2~4を繰り返す)
トマタ

次に、どんな効果のカードがあるのかを見ていきましょう!

カードの種類

カードは全部で12種類あります。

事件の始まりを告げる者

【第一発見者】

事件はこのカードから始まる。

今回起こった事件の内容を発表するというミッションつきです。できればここで笑いを取りたい・・・スベると気持ち的にはもう負けみたいなものです。

犯人サイド

【犯人】

このカードを持っている人が犯人です。

探偵カードを持つ人に当てられてしまうと負け。手札が最後の1枚の時だけ出すことができ、無事に場に出せたら勝利です!

出すときにドヤ顔できるので、やっぱり犯人になって勝つのが一番の醍醐味。

【たくらみ】

出すと犯人の味方になれるカード。犯人が見つかりそうになければ、探偵サイドに見切りをつけて勝ち馬に乗りましょう。

どちらが勝つのか後半戦まで読めないので、最後まで持っていることが多い。

探偵サイド

【探偵】

このカードを出して「犯人はお前だ!」と言ってやりましょう。犯人を当てることができればあなたの勝ちです。

ただし、1周目は出すことができません。

【いぬ】

他のプレイヤーの手札を1枚引いて、そのカードが犯人なら勝利できます。ギャンブル的な要素もありますが、それ故に見事に犯人を暴くとヒーローになれる!

また、「アリバイカード」を持っていても嘘をつけないので、使いどころによっては探偵よりも効果的になりうるカード。

【少年】

1人だけ犯人を知ることができる神カード。しかし、犯人がわかっても次のターンまでに入れ替わっている可能性もあるのが、このゲームの面白いところ。

犯人を知ったうえで、あえて犯人側に乗るという選択肢もアリ。

【目撃者】

誰か1人の手札をすべて見ることができる。

人数が少ない場合(特に3人)はすぐに犯人がわかってしまうので、初めから抜いておくのがおすすめ。

躍らせる系カード

【うわさ】

全員、自分の右どなりの人の手札から1枚ひく。要はババ抜きを1周する。唯一、運で犯人が入れ替わるカード。

うわさカードが多めだと運ゲー寄りになります。

【情報操作】

全員、自分の選んだカードを隣の人に渡す。戦略的に犯人を躍らせることも(躍らせないことも)できるので、推理を複雑にしてくれます。

個人的には、このカードが多いと犯人が入れ替わりやすいくて面白い。

【取り引き】

他の1人を指名して、自分が選んだカードと相手が選んだカードを交換します。

指名する側は戦略的に躍らせることもできるが、指名された側は要らないカード(一般人など)を押し付けることが多い。

その他のカード

【アリバイ】

アリバイカードを持っていれば、探偵に「犯人はお前だ!」と言われても「犯人じゃない」とうそぶくことができます。

このカードが犯人とセットで配られるとニンマリする。

【一般人】

一般人。出しても何も起きない。そう、ゲームバランスのためにはハズレも必要。

勝利条件

勝利条件は全部で3パターンあります。

①探偵カードで犯人を当てる

勝者 : 「探偵」
敗者 : 「犯人」と「たくらみカード」を出した人

※「犯人」は「アリバイカード」を持っていればセーフ

②いぬカードで犯人カードを引き当てる

勝者 : 「いぬ」
敗者 : 「犯人」と「たくらみカード」を出した人

※「犯人」が「アリバイカード」を持っていても負け

③犯人カードを出す

勝者 : 「犯人」と「たくらみカード」を出した人
敗者 : その他の人

※「犯人カード」は最後の1枚にならないと出せない

『犯人は踊る』を小学校低学年と遊んでみた感想

結論、超面白い。誰とでも盛り上がれるゲームなので、パーティなどにおすすめです。

簡単なので8歳息子でも充分プレイ可能

ルールは非常にわかりやすく、ボードゲーム・カードゲーム初心者でも楽しめるゲームです。

我が家の息子は8歳ですが、初回から充分理解してプレイすることが可能でした。

ちなみに、5歳の妹でもルールの理解はできそうなのですが、自分が犯人になるのが怖いようで、頑なにプレイを拒否しています。臆病な子でなければ、未就学でも遊べるかもしれません。

大人数プレイがおすすめ

3~8人まで遊ぶことができますが、人数が多い方が間違いなく盛り上がります。できれば5人以上のプレイがおすすめ。

3~4人程度では、犯人がすぐにバレてしまうことが多いです。特に3人プレイの場合、自分が犯人でなければ1/2の確率で犯人が当たってしまうので、あまりおすすめはできません。

我が家は4人家族なので、家族だけの時は残念ながらちょっと盛り上がりに欠けます・・・。

推理ゲームにしては運要素強め

配られるカードの巡り合わせ次第なので、運要素は強いゲームです。

特に、「うわさカード」が何度も出ると、『犯人は踊る』の面白い部分である推理要素が薄れて運ゲー化してしまう恐れも。
しかし、小さな子どもとプレイする場合は、運要素が強い方が大人と子どもの差がつきづらく、楽しみやすいケースもあると思います。

トマタ

子どもが大負けして泣いちゃうのはボドゲあるある

推理要素強めなら「うわさカード」を少なく、運要素強めなら「うわさカード」を多めにするのがおすすめです!

まとめ

今回は、正体隠匿系カードゲーム『犯人は踊る』についてレビューしました。

シンプルなルールで子どもでも遊べるにもかかわらず、めちゃくちゃ盛り上がるので、繰り返し遊びたくなること請け合いです。

特に大人数だと盛り上がるので、パーティやグループ旅行などに最適。ぜひ一度遊んでみてください!

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

この記事が少しでも皆さまのお役に立てますように・・・ではまた!

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この記事を書いた人

本業:経理マン、副業:底辺FP(腐っても1級)

2児の父親でもあるリーマンFPが、ファミリー世帯のための『子育て情報』と『マネーリテラシー向上に繋がる情報』を発信していきます

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