お年玉はお金の貯め方・使い方を学ぶチャンス!FPが実践するお年玉教育

こんにちは!トマタです!

子どもたちにとってお正月の楽しみといえば、何と言っても「お年玉」ですよね。

お小遣いでは手の届かないようなおもちゃやゲームソフトを買うこともできるので、我が家の子どもたちも年末には「お年玉で何を買おうか…」と考えを巡らせ始めます。

普段よりも多くのお金を手にするこの時期は、子どもにお金の使い方を教えるチャンスです。

この記事では、FPである筆者が小学3年生の子どもに対して実践する「お年玉教育」について紹介します。

[PR] 当サイトはアフィリエイト広告による収益を得ています。記事は公平さを心がけています。

目次

お年玉はマネー教育のチャンス

我が家には小学3年生の息子がいますが、お金についての教育を始めるなら、小学2年生~3年生頃が最適と言われています
お金の価値や商品の価格を理解し、買い物をすべきかどうかの判断ができるようになってくるからです。

私の息子も、

「3千円持っていれば何を買うことができるのか」
「ほしいゲームソフトはいくらあれば買うことができるのか」

などを考えるようになり、商品の価格に敏感になってきました。

お金の価値を理解し始めたら、少しずつお金の使い方を練習していくようにしましょう。お年玉は年に一度のマネー教育のチャンスでもありますので、ぜひ活用してみてください。

まずは使ってみることが大事

子どもにマネー教育をしようとすると、親はとにかく「無駄使いしない!」ということを強調してしまいがちです。

でもお金を使うことも勉強。我が家では「お金を使うこと」と「お金を貯めること」両方が大切だと教えています。

そのため、今年は以下のようにお年玉を使うという約束をしました。

  1. お年玉でどうしても買いたいものを一つ決めて買う
  2. 余ったお金は貯めておく(運用する)

買いたいものはなんでもOK。子どもの気持ちを尊重します。

息子は買うものを迷いに迷った結果、ポケモンカードをBOXで購入!お小遣いでは買えない量のポケカをGETしてご満悦でした。

これが良い買い物と言えるのかは分かりませんが、とにかく自分でよく考えて欲しいものを買うことはできたようです。

もし買い物に失敗したとしても、それも経験。

成功体験や失敗体験を繰り返し、良いお金の使い方を身に着けていってくれると嬉しいなと思います。

余ったお年玉の貯め方

ポケカ購入後に残ったお年玉は、貯めておく約束です。

貯金をしておく方法としておすすめなのは、子ども自身が管理できるようにすること

よく両親が預かっておくというケースを耳にしますが(私も子どもの頃そうでした…)、子どもからすると本当に自分のために貯められているか目にすることができないので、納得感がありません。

できれば子ども名義の口座をつくって、一緒に銀行に行って預け入れもさせてみましょう。

自分の通帳で残高を確認できるから納得感もありますし、銀行の仕組みやお金の流れを実感する良い機会にもなると思います。

お年玉運用を実践してみた

我が家ではお年玉の運用シミュレーションを実践しています。

参考にしているのは、お笑い芸人の厚切りジェイソンさん。

『ジェイソン流お金の増やし方』という本がベストセラーとなった厚切りジェイソンさんは、自身の子どもたちに年末のお小遣い残金の10%のお金を渡しているそうです。

実質年利10%の金利ですね。

我が家でも、銀行口座の年末残高の10%を子どもに渡すことにしました。
運用シミュレーションは昨年から開始しており、昨年6,000円のお年玉を預け入れていましたので、年始にはお年玉とは別に600円の利子を渡します。

「すごい!パパ銀行に預けると本当にお金が増えるんだ!」

息子はかなり感動していた模様。

お金の価値を意識せず、お年玉をすべて使い切ってしまえば、口座残高は減り、最終的にもらえる利子は少なくなることがわかります。一方で、努力して貯金を増やせば、その分だけ金利収入も増えることを体感できます。

さらに、金利収入を預金口座に入れておけば、金利がさらに金利を生み、複利の効果を実感することもできるのです。

今年だけでも、お金を増やす投資という選択肢があるんだ、ということは理解してもらえたのではないかと思います。

お金の使い方・貯め方を教えるのがマネー教育の第一歩

今回、我が家では、お年玉を活用して以下の点を子どもに伝えてみました。

  • お金の使い方(買い物)
  • お金の貯め方(貯金)
  • お金の増やし方(運用)←オマケ

マネーリテラシーの高い大人になるためには、子どもの頃からお金との付き合い方を考え、実践をしていくことが大切です。

経験こそ最大の学び。

お年玉という年に一度のチャンスを活かし、生活の中でお金の大切さを教え、正しい選択ができるように導いてあげましょう。

まとめ

今回は、FPである筆者が小学3年生の子どもに対して実践する「お年玉教育」について紹介しました。

もらって嬉しいお年玉。でも子どもたちがお金の使い方を身につけるためには、親のサポートが必要です。

親がサポートした上で、自分で考えてお金の使い方を決めるという経験を重ねていくことで、マネーリテラシーの高い自立した大人に成長してくれると信じています。

トマタ

お年玉はマネー教育のチャンス!ぜひ活用してみてください

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

この記事が少しでも皆さまのお役に立てますように・・・ではまた!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

本業:経理マン、副業:底辺FP(腐っても1級)

2児の父親でもあるリーマンFPが、ファミリー世帯のための『子育て情報』と『マネーリテラシー向上に繋がる情報』を発信していきます

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次