プログラミングスクールはやめとけ?子供に悪影響!?メリット・デメリットを解説

こんにちは!トマタです!

小学校での必修化(2020年度~)、大学入試への導入(2024年度~)などの影響もあり、子ども向けの習い事として人気が高まっているプログラミングスクール。
しかし、SNSやネット上などの一部で「プログラミングスクールはやめとけ」「プログラミングスクールは悪影響」という声があるのも事実です。

「プログラミングスクールはやめとけ」という声が上がってしまうのは、一体何故なのでしょうか?

この記事では、子どもをプログラミングスクールに通わせようか迷っている保護者さんに向けて、以下のような疑問に答えていきます。

  • 「プログラミングスクールはやめとけ」って本当?
  • プログラミングスクールが子どもに悪影響と言われる理由は?
  • プログラミングスクールに通学するメリット・デメリットは?

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目次

「プログラミングスクールはやめとけ」という声の理由

では、なぜ「プログラミングスクールはやめとけ」と言われてしまうのでしょうか?

SNSやネット上の意見をまとめると、以下の5つが主な理由となります。

  1. 授業料が高い
  2. 独学でも学習できる
  3. 実践的なスキルが身につかない
  4. 小学校のプログラミングの授業は難しくない
  5. 大人向けプログラミングスクールへのネガティブな意見の影響
トマタ

それでは、順番に見ていきましょう

授業料が高い

「他の習い事に比べて授業料が高い」という意見が特に多いようです。

では、実際にはどうなのでしょうか?子どもの定番習い事にかかる費用の目安は以下のとおりです。

  • 英会話:6,000円~10,000円
  • ピアノ:6,000円~10,000円
  • 水泳:6,000円~9,000円
  • サッカー:2,000円~7,000円

プログラミングスクールは、月額10,000円~20,000円するところが多く、比べてみると確かに安くはありません。

しかし、スクールによって費用相場もさまざま。
オンラインスクールでは、比較的安く会費が設定されているところもありますので、金額だけであきらめることはありません。

また、スクールによっては、せっかく高い会費を払っているのに、「アルバイトの学生講師がテキストに沿って指導するだけで何も身につかなかった…」なんてこともあります。

子どもをプログラミングスクールに通わせるのであれば、スクールの見極めはとても重要になりますね。
多くのスクールが無料体験レッスンを実施していますので、実際に体験を受けて納得したうえで入会することをおすすめします。

結論

安くはないがスクール次第。スクール選びが重要!

「習い事にいくらまでかけていいのか知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。

独学でも学習できる

プログラミングを始めるときは、「独学 or スクール」の選択に迷う方は多いと思います。

たしかに、たくさんの書籍が出版されていますし、学習方法をまとめたサイトなども充実していますので、独学で学習することは可能です。
コストを抑えることができるのは独学の大きなメリットでしょう。

しかし、専門的な分野のため、プログラミング学習は挫折しやすいというのも事実です。

多くの場合、子どもたちは目的意識を持ってプログラミングを学習するわけではありません。自発的に学ぼうという意思がない限り、学習を継続するのは難しいものです。
小学生がスクールに通わずにプログラミングを学習しようと思ったら、親のサポートは必須だと思った方が良いでしょう。

結論

挫折せずに独学でプログラミングを習得するのは至難の業

実践的なスキルが身につかない

「実践的なスキルが身につかないからやめとけ」という声もあるようです。

たしかに、多くの子ども向けスクールで教えているビジュアルプログラミング言語を学んだところで、エンジニアとしての実践的なスキルが身に付くわけではありません。

しかし、子ども向けプログラミングスクールが目指しているのは、単にコードを書く技術を身につけるというよりも、「論理的思考力」「問題解決力」を向上させることです。

これらは生きていくうえで必要な能力。他の科目の学習にも役立ちます。コードを書く技術以上に価値のあるスキルと言えるでしょう。

もちろん、実践的なスキルを習得するためにも「論理的思考力」や「問題解決力」といった能力が必要となりますし、幼いうちからプログラミングに触れて学ぶ土台ができていることも大きなアドバンテージとなるのです。

結論

実践的なスキルよりも価値のある能力を身につけることができる

小学校のプログラミングの授業は難しくない

2020年から小学校でのプログラミング学習が必修化されましたが、「授業内容が難しくないのでプログラミングスクールに通う必要はない」という声もあるようです。

小学校のプログラミング教育は、プログラミング言語の習得を目的とするものではなく、考え方を身につけていくことに主眼が置かれています。
「プログラミング」という科目があるわけではなく、国語や算数、音楽など、さまざまな教科と組み合わせて授業を行います。直感的に操作しやすい「Scratch」などを利用し、各教科の理解を深めるツールとしてプログラミングを使っていくというカリキュラムになっています。

学校の授業は基礎的な内容に留まっていますので、授業対策としてプログラミングスクールに通う必要はないでしょう。

しかし、プログラミングを本格的に学びたいと考える子どもにとっては、学校の内容だけでは少し物足りないかもしれません。プログラミングをより深く学びたいという子どもにとっては、プログラミングスクールは良い選択肢になると思います。

結論

学校より深く学びたいならプログラミングスクールもあり

大人向けプログラミングスクールへのネガティブな意見の影響

大人向けプログラミングスクールへのネガティブな意見が、子ども向けプログラミングスクールの批判につながっているという側面もあると思います。

というのも、先ほど挙げた以下の理由は、大人向けプログラミングスクールにこそ当てはまる点だからです。

  • 独学でも学習できる
  • 実践的なスキルが身につかない

大人であれば、参考書や学習サイトなどを活用して独学で習得できる方も多いでしょう。しかし、小学生が一人で学習を継続していくことは簡単ではありません。

また、大人向けプログラミングスクールは、卒業後にエンジニアとして就職することが目的となりますので、実践的なスキルが求められるのは当然のことです。
基礎的なコード学習からスタートし、習得するまで時間がかかるスクールよりも、仕事しながらスキルを獲得する方が良いという声も少なくないようです。

しかし、子どものプログラミング学習は、特定のコードをマスターすることよりも、論理的思考力を養うことに重点が置かれており、そもそもの目的が異なっています。

大人のプログラミングスクールに対して向けられた「やめとけ」という声が独り歩きし、子ども向けプログラミングスクールも同様に語られるようになってしまったと推測されます。

子ども向けプログラミングスクールに通わせる価値があるかは、大人向けスクールに向けられた批判とは関係ありません(もちろん大人向けスクールへの通学が向いている人もたくさんいると思います。誤解のなきよう…)。
自分の子どもにとって通う意味があるのかを冷静に判断したいですね。

結論

同じプログラミングスクールでも、大人向けと子ども向けは似て非なるもの

プログラミングスクールのメリット・デメリット

では、プログラミングスクールに通うメリット・デメリットとしては、それぞれどのような点があるのでしょうか?

プログラミングスクールに通うメリット

プログラミングスクールに通う主なメリットは、以下のとおりです。

  • 「論理的思考力」「問題解決力」を身につけることができる
  • プログラミングを体系的に学習することができる
  • パソコンスキル(タイピングなど)を身につけることができる

プログラミング学習では、物事を順序立てて考え、トライアンドエラーを繰り返すことで「論理的思考力」や「問題解決力」を磨いていきます。

受験や社会に出てからも役に立つ能力なので、幼いうちから身につけることができるのは大きなメリットです。

また、プログラミング知識やパソコンスキルを身につけてITリテラシーを高めることも、これからの世の中を生きていくために必要です。

プログラミングスクールに通うデメリット

プログラミングスクールに通う主なデメリットは、以下のとおりです。

  • 他の科目の学習時間が減る
  • 視力が下がるなど、身体的な悪影響

他の習い事にも言えることですが、プログラミングを学習するためには相応の時間が必要となりますので、勉強や外遊びの時間などが削られてしまう可能性があります。

子どもたちはさまざまな経験を通じて成長してきますので、日々の活動がプログラミングに偏りすぎることのないよう注意が必要です。

また、プログラミングの学習中はパソコン画面を長時間見続けることになりますので、視力低下や肩こりなど、身体に悪影響を及ぼすこともあります。

パソコンばかり触り続けることのないよう、学習時間を調整するようにしましょう。

プログラミングスクールはきっかけづくり

「プログラミングスクールに通学しておけば、将来はエンジニアとして安泰か?」と聞かれたら、そんなわけはないでしょう。

スクールに通うといっても週に1回程度。
それだけで大人になっても使える専門的なスキルが身につけられるはずはないのです。
時代によって主流となるプログラミング言語も変わっていきます。今学んだ言語が10年後20年後に使えるわけでもありません。

では、なぜプログラミングスクールに通うのか?
私は子どもが興味を持つきっかけをつくることが一番の目的だと思います。

プログラミングスクールで基本を学んで興味を持てば、中学生、高校生と成長するにつれ、自発的に学ぶようになるかもしれません。そこからどう発展させていくかは子どもたち次第。

しかし、きっかけがなければ、子どもたちが自発的に学ぶようになる可能性は低いでしょう。子どもが何に興味を持ってスキルを伸ばしていくのか、親が決めることはできません。

でも、きっかけをつくることはできるはず。

きっかけをつくってあげることが親の役目であり、だからこそ親は子どもに習い事をさせてあげるのではないでしょうか。

子ども向けプログラミングスクールなら「QUREO(キュレオ)」がおすすめです。
ご興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

\ 公式サイトこちらから/

まとめ

子ども向けプログラミングスクールに向けられた「やめとけ」という批判的な声は、保護者の理解不足によるところも大きいようです。
もちろん、子どもによって向き不向きはありますが、プログラミングスクールは、以下のような方に強くおすすめしたい習い事です。

  • 子どもがプログラミングに興味を持っている
  • 子どもが興味を持つことのできる習い事を探している

幼いうちに論理的思考力や問題解決力、パソコンスキルを身に着けることは、確実に将来のアドバンテージになるはず。

子どもの性格や適性によって、その子に合う最適な教室も変わってきますので、子どもが楽しんで学習を続けられるベストな教室を探してみてくださいね!

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

この記事が少しでも皆さまのお役に立てますように・・・ではまた!

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この記事を書いた人

本業:経理マン、副業:底辺FP(腐っても1級)

2児の父親でもあるリーマンFPが、ファミリー世帯のための『子育て情報』と『マネーリテラシー向上に繋がる情報』を発信していきます

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